ゴーヤの育て方
「ゴーヤの育て方」をご紹介します。是非、ゴーヤを育ててみませんか
全体スケジュール
- 4月下旬
- 種まき
- 5月
- 植えつけ ・ ネットはり
- 7月~9月
- 収穫
用意するもの
- 1.ゴーヤの種
- いろいろな種類のゴーヤの種がありますので、お好きなものでチャレンジ
- 2.プランター
- ゴーヤは根が張り、照り返しの影響を受けやすいため、深型のものが適します
- 3.土、肥料
- 土づくりが面倒な時、ホームセンターなどで「野菜用の培養土」と追肥用の「化学肥料」を購入します
- 4.ネット
- 標準サイズは、10cm角、緑色の園芸用がおすすめです
- 5.支柱
-
ネットを固定する場所がないときに使用します、風の影響を受けるため丈夫なものをおすすめします
つるがよく伸びるため長いものがあれば、緑のカーテンが立派に見えます - 6.レンガなどの重し
- ネットやプランターが動かないように重しで固定します
育て方スタート
- 1.種まき・植えつけ
-
種のとがった先を、爪切りなどで切って、一晩中コップの水につけます。
栽培用ポットに種を植え暖かい室内 (発芽適温は25°)に10日から2週間程度すると発芽します。
発芽して、本葉が2~3枚になったら育ちのよい1本を残して、あとは根本からはさみでカットします。
本葉が4~5枚になったら、プランターへ植えつけます。
その時、20cm ぐらいの間隔をあけて植え、肥料を根から離したプランターの外周付近に追肥します。 - 2.ネットはり
-
どれだけの高さと幅のネットが張れるかによって、緑のカーテンの立派さ(効果)が違ってきます。
ただし、ネットが張れない場合に利用する支柱の固定や、ネット張りは高所での取り付けになるので十分注意が必要です。
また、ネットは風の影響を直接受けるため重しを利用し固定します。 - 3.つるの摘心・誘引
-
植え替え後、本葉が6~7枚になったら親つるの先の芽を摘みます (親つるより子つるのほうが、花がつきやすい)。
はじめは、子つるを横へ誘引してネットにとめます、葉が混んできたら適度に葉をつんで風通しをよくします。
育ちすぎた葉や黄色く変色した葉は、すぐ除去します。
全体にバランスよく、摘心・誘引しながら、つるの成長をコントロールしていきます。 - 4.水やり
-
水やりは大変重要です。真夏は土のしめり具合を見て、朝夕の2回水やりを行います。
会社の事務所で苦労するのは、土曜、日曜などの休日の水やり、時には近所の社員の応援もお願いします。 - 5.追肥
-
植えつけ後、2週間程度ごとに化学肥料などの追肥を行います。
追肥でゴーヤの葉の育ち方、実の大きさなどに違いが出てきます。
追肥する場所は、根から少し離れたところにします。 - 6.土(プランター)の乾燥対策
-
土の表面の乾燥を防ぐために、チップなどを入れると乾燥が防げます。
プランターの下に、レンガなどを敷くと照り返しでの熱を防ぐことができます。 - 7.収穫
-
今まで手を掛けてきた結果の収穫です、おいしく料理で使うのもよし、種として来年使うのもよし。
小さいうちに黄色くなるのは、栄養不足や根詰まりで、これ以上大きくなれないとさとって熟した可能性があります。
はじめの頃は、実は大きくならないので、葉がしげるまで実を摘んでしまいます。
立派な実が収穫できたら、周りの人たちを呼んで
「ゴーヤ料理パーティー」をしましょう。 - 8.緑のカーテンの効果
- 緑のカーテンの葉で窓が60%以上覆われると、心理的にプラス効果があることがわかってきました。